斎藤佑樹さん、丸尾崇真さんトークショー
02.シナジークエスチョン
新商品「シナジー」に因んで2つの要素を組み合わせて価値を生む「○○ × ○○ = synergy」シナジークエスチョンをお二人にお答えいただきます。
Question1.ぐっすり眠るための「○○ × ○○」
斎藤佑樹さん『運動 × 食事』
「色々な要素があると思うのですが、アスリートという立場では運動×食事が大切だと思いました。 引退して2年ほど経つのですが、(現役時代と比べると現在は)運動量が減ったんです。 運動量が減ると、睡眠にも影響があるというか、 忙しくてあまり運動できていない日だと、眠りがちょっと浅いように感じます。 なので夕方くらいに軽くでもいいから運動すると、その日の夜はすごくぐっすり眠れます。 このことに、引退してからのこの2年間で気づきました。 もう一つが、食事。 夕食をお腹いっぱいになるまで食事をして、お酒をいっぱい飲んで寝ると、睡眠が浅くなってしまう。 なるべく僕の場合は寝る前の2時間、できれば3時間くらい間をあけて 胃の中になるべく物がない状態にして寝るのを心がけています。 そうすると本当に朝がスッキリ起きられるので。 僕のシナジーはこの運動と食事の2つですね。」
——寝る2時間前までに夕食を終える、というのは非常に睡眠にとって理想的な時間の過ごし方です。 ちなみに運動はどのくらいされるんですか?斎藤佑樹さん「 今もトレーニングをしていて、ボールを投げたりとかではなく、 1時間くらいベンチプレスやスクワット、ランニングなどをやったり。 そのくらいちょっとした運動をすると、その日の夜に入眠しやすくなります。 」
丸尾崇真さん『パジャマ × 瞑想』
丸尾崇真さん「自分は部屋着とパジャマを分けていて、寝る直前に必ずパジャマに着替えて、眠りへの準備をしています。
そしてパジャマに着替えた後、寝る直前に瞑想を5分ほどすることで心と体を落ち着かせて良い睡眠をとる準備をしています。
こういう小さなルーティンがあると、僕は海外遠征とかあるんですけど、どこに行ってもどんな環境でも良い睡眠ができます。」
——「これから寝るぞ」とスイッチが切り替えられるので、パジャマはとっても良い習慣ですね!ちなみにどのようなパジャマをお使いですか?
丸尾崇真さん「ボタン付きの、ちょっとだけ良いものを使っています。」
斎藤佑樹さん「丸尾さんの意見にめちゃくちゃ共感します。丸尾さんもこっちも共感するでしょ?」
丸尾崇真さん「はい、します。」
——斎藤さんも「瞑想」はしますか?
斎藤佑樹さん「瞑想、します。一昨日アメリカから帰ってきて、ちょっと時差ボケだったんです。
寝られないから、瞑想というか、自分の中で深呼吸を4秒吸って、8秒吐いて。
それを繰り返したら寝られた、という。自分の呼吸に集中するので、瞑想に似てますよね。」
Question2.将来の夢に向かって、自分を高めるために「○○ × ○○」
丸尾崇真さん『朝一の目標確認×朝一の冷水シャワー』
丸尾崇真さん「起きた瞬間に、何よりもまず自分の中で持っている目標を、自分の中で唱えます。
そうすることで今自分がなんで生きているか、自分がどうして頑張るのかを確認しています。
そのあとすぐに冷水シャワーをあびます、一番冷たいやつで。
一日たりとも自分から「冷水を浴びたい」と思ったことはないんですが、朝一番最初に嫌なことを乗り越えることで
その日1日を頑張れる。というふうに思って、このルーティンを続けています。
」
——冷水シャワーは、夏だけではないんですね!
斎藤佑樹さん「冬はキツくないですか?」
丸尾崇真さん「めちゃくちゃ辛いです。(笑)寒すぎて。」
斎藤佑樹さん「実は僕も現役時代に冷水シャワーを半年くらいやっていたんです。
それで、冬の北海道のホテルのシャワー、めちゃくちゃ冷たいんですよ。
(だからその辛さがわかるので)よく頑張ってますね、素晴らしい。」
斎藤佑樹さん『元気×やる気』
斎藤佑樹さん「すいません、ちょっと子供みたいなことを書いてしまったんですが(笑)。
”睡眠”ということを考えたときに、やっぱり朝起きたときに健康でいないと、その1日頑張れない。
頑張ろうと思えないと、やる気も出てこない。
でも僕、引退してこの2年くらい、すごく感じているのは
【人に対しての元気の良さ】と、【自分の中のやる気】があればどうにでもなるな、と最近思っています。
この2つさえあれば、いつか夢も叶えられるんじゃないかな、となんとなく最近感じています。」
——本当に斎藤さんにお会いすると、元気をいただけています。
斎藤佑樹さん「本当ですか、そう言ってもらえるように頑張っています。」
Question3.「野球・ラグビー×○○」さらなる発展のために必要なこと
丸尾崇真さん『ラグビー×スポーツ以外の活動』
丸尾崇真さん「ラグビーもそうですし、野球もそうですし。 アスリートは色々な経験ができて成長すると思っています。
一方でアスリートを引退したあと、スポーツ以外の色々なフィールドで活躍することで、アスリート以外の人たちからも認識され、評価され、受け入れられる。
スポーツ以外の活動で、それまで関わりがなかった人達や次の世代の子どもたちがスポーツに接する機会が増える。それによりスポーツをする人の絶対数が増えて、”スポーツの発展”につながると思います。
自分も7人制ラグビーをやる一方で、オックスフォード大学へ行くという目標をたててやっています。」
斎藤佑樹さん『野球×人とのつながり』
斎藤佑樹さん「当たり前なんですが、やっぱりなにか目標を達成するためには
絶対に人とのつながりが大事だということを実感しています。
僕は現役生活のうちに、奇しくも怪我をしたことによって
“人に支えてもらっている”というありがたみを感じられました。
野球がもっともっと発展していくためには、当然プレイヤー1人だけでは無理だし
周りで支えている人も、それをビジネスとして形にする人も
色々な人とのご縁やつながりによって野球って成り立っているんだなと
引退後のこの2年間であらためて感じました。」