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良い眠りについて

眠り。それは一日の疲れを癒し、明日への活力を補給するための大切な時間です。

GOOD SLEEP

ベッドの選び方一つで睡眠の質に大きな差が生まれます。間違った選び方をすると、身体にストレスを募らせる原因にもなります。
ここでは快適な睡眠とベッドの扱い方についての知識をご紹介いたします。

GOOD SLEEP

ベッドの選び方一つで睡眠の質に大きな差が生まれます。間違った選び方をすると、身体にストレスを募らせる原因にもなります。
ここでは快適な睡眠とベッドの扱い方についての知識をご紹介いたします。

眠りについて
眠りの姿勢

・体型には個人差があります

反身体や平尻体の方は、背中のクボミが浅いので硬めでも仰向けに寝ることができます。
出尻体やウエストとヒップの差が15cm以上ある方は硬過ぎるとお尻が沈まないので、背中が空いて寝苦しくなります。
したがって、凸部を沈ませ凹部とのバランスを保つクッション性能が必要となります。
また、女性は適度なクッション性を好み、男性は女性に比べて背中のクボミが浅いため、硬めを好むことが解りました。

骨格形成期

人間の骨格は20代で形成され35才を頂点に老化するといわれます。
毎日7、8時間使用する寝具ですから20代の骨格形成期に、35才以降の老化スピードを遅らせるためにも良質の寝具を選ぶことをお奨めいたします。

骨格形成期
大切なのは睡眠姿勢

・立位と寝姿勢の体重比率

私たちは重力の中で生きています。
立ち姿勢では頭部・頚椎・胸椎・腰椎・骨盤が重力の方向に重なり合いバランスを保ちますが、寝姿勢では、各部が重力と体重比率により、立ち姿勢より脊柱の曲線が穏やかに伸びてしまいます。

これによりベッド用マットレスは、クッション性よりサポート力に優れた方が寝やすいとされてきました。
しかし実際には人それぞれの体型や体重の違い、男性ホルモンや女性ホルモンの違いによっても、硬めが合う人と合わない人がいることが解りました。

この寝る姿勢に関連してマットレスは硬い方が良いとか、柔らかめが良いとか言われる訳ですが、腰部が深く沈みこんでしまうようなマットレスは問題です。
また、あまり硬すぎても血流が阻害されてしまい熟睡できません。

スプリングの表面は身体の凸凹に反応してカラダを支え、カラダとスプリングの間に詰め込まれる充填物は出来るだけソフトな素材であることが、身体にストレスの少ない寝姿勢を保てることとなります。

身体の曲線

私たちの身体は、背骨によって支えられ立位では頭部・腰部・骨盤の各部が頚椎と胸椎によって連結されバランスを保ちます。
よく背中のS字カーブと言われますが、それは、胸椎・腰椎・骨盤にかけてのS字の曲線部を言います。
これまでベッド用マットレスは、背中のS字カーブを正しくサポートすることを重要視してきました。しかし実際には枕の高さを合わせ、後頭部から頚椎・胸椎にかけてのS字曲線と両方のS字をバランス良く支える寝姿勢こそが立位に近い寝姿勢であり、寝返りの少ない質の高い睡眠を得るために重要となるのです。

快適な睡眠姿勢

睡眠姿勢には、身体が直接あたる部分=敷き構造が大切になります。
頚椎(首筋)から上部は枕、胸椎・腰椎など下部はマットレスが支えます。
正しく「身体+枕+マットレス」を一体化して支える敷き構造が理想的な睡眠姿勢を創ります。